折口信夫の鎮魂論 : 研究史的位相と歌人の身体感覚

書誌事項

折口信夫の鎮魂論 : 研究史的位相と歌人の身体感覚

津城寛文著

春秋社, 1990.9

タイトル読み

オリグチ シノブ ノ チンコンロン : ケンキュウシテキ イソウ ト カジン ノ シンタイ カンカク

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内容説明・目次

内容説明

「歌はすべて鎮魂の目的から出てゐた」。「鎮魂といふことがわからなければ神道がわからないのです」。看過されていた折口学の根本主題を解読し、その発生を探る。

目次

  • 序章 折口鎮魂論の解明に向けて
  • 第1部 鎮魂の研究史(折口信夫の鎮魂説—その透明な理解のために;天皇霊の鎮魂—鎮魂説と言霊説の交差点;鎮魂の研究史—折口鎮魂説の前後左右;鎮魂の類型—霊魂操作の諸技法)
  • 第2部 折口鎮魂論の発生(折口信夫の透過的身体境界感覚—折口鎮魂説と迢空短歌の発生基盤;折口叙景詩論と叙景的迢空短歌—透過的身体境界の癒やしを求めて;聴覚的想像力と水的治癒力—折口鎮魂説と迢空短歌の力動学)

「BOOKデータベース」 より

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