含羞都市へ
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含羞都市へ
神戸新聞出版センター, 1986.11
- タイトル読み
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ガンシュウ トシ エ
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含羞都市へ
1986
限定公開 -
含羞都市へ
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編集:のじぎく文庫
内容説明・目次
内容説明
転落した大阪の都市グレード。その再生の道は…。装いのきらめきにもかかわらず、この街は壊滅しつつあるのではないのか。関西三都の都市としての成り立ち、近代以降の道程の違いにその背景を探り、再生のために、いまこそ「羞じらい」のあるまちづくりを、とよびかける。転落した大阪、ではあるが、しかしこれは「大阪」だけのことではない。壊滅の予兆はすべての都市に…。
目次
- 第1章 大阪の都市像(“リンゴ持ち去り事件”と大型犯罪多発都市;関西三都の文化的グレード—夕暮れの風景;“阪僑”の商法と大宅壮一の大阪(人)論;“下司のまち”大阪と梅棹忠夫氏の大阪文化観;大阪文化の三類型と作家今東光)
- 第2章 文化のテロルと1960年代(“がめつい”の誕生;阪田三吉はなぜ登場したのか;花登筺の哲学と作品世界;低成長下大モテのドケチ教—大阪また再びの受難;歴史的時代と典型的人物)
- 第3章 大阪の都市経営(大阪遷都論以前以後;五代友厚の登場;上方の変貌;御堂筋と大阪城—関一市長の時代;“晶子の海”の変貌と日本万国博;大阪—成金都市への道)
- 第4章 含羞都市へ(日本人にとっての故郷;かつて高い学芸の都市は;地盤沈下と経済;文化の都市の諸条件)
「BOOKデータベース」 より