革命の館パレ=ロワイヤル
著者
書誌事項
革命の館パレ=ロワイヤル
中央公論社, 1990.10
- タイトル別名
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Palais-Royal
- タイトル読み
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カクメイ ノ ヤカタ パレ=ロワイヤル
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注記
Palais-Royal.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1793年、革命熱に浮かされた20歳の青年ジュリヤンが、ベルギーから、息づまるような恐怖政治下のパリに、野心に燃えてやって来る。しかし間もなく、奉公先の親方が密告されて獄中で縊死してしまう。恐怖政治の醜さに絶望した彼は、パレ=ロワイヤルで知りあった娼婦と同棲を始め、これがきっかけで政治の世界に巻き込まれていく。本書は、かつてルイ13世の城館だったこのパリの中心地を舞台に、主人公ジュリヤンが、恐怖政治、総裁政府、ナポレオン帝政、王政復古という激動の時代を、諜報活動や秘密警察の仕事に従事しながら、政治の裏街道を生き抜いていく姿を通して、革命期の社会と風俗を再現する臨場感溢れる歴史小説である。
「BOOKデータベース」 より