神話の構造
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書誌事項
神話の構造
(オリエントブックス)
木耳社, 1990.10
- タイトル読み
-
シンワ ノ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
古代社会においては、栄えた人たちの神は発展し、常に威力と威光を放つが、神話とはその勝者の側の伝誦の記録である。一方、滅んだ人たちの神は転落し、衰退し、形跡を失っていったが、敗者の側の口実も稀に復原できる。本書では、神話や神々の信仰の成立過程を、歴史学と民俗学の視点から、古代地方民衆の生活基盤や権力構造の盛衰と密接に関連させながら追尋した。
目次
- 1 神々の構造(諸民族の神話;周辺諸民族の神話圏;神話の類似性;出雲神話の構造)
- 2 祭りの構造(農耕祭儀の神話;諸民族の農耕儀礼としての狩猟と動物犠牲;季節祭と祭儀の意味;占国争い神話の歴史的基底)
- 3 栄えた神と滅びた神の構造(現代村落の崇る神;蛇神の没落と地方豪族;雷神没落の諸相;蛇神没落の社会的基盤;地方豪族の権威と信仰)
- 4 古代中国の祭祀の構造(兵器の儀礼的埋納)
「BOOKデータベース」 より