名僧の生死観
著者
書誌事項
名僧の生死観
(仏教文化選書)
佼成出版社, 1990.3
- タイトル別名
-
Culture of buddhology
- タイトル読み
-
メイソウ ノ ショウジカン
大学図書館所蔵 件 / 全18件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献:p216〜217
内容説明・目次
内容説明
誰しも生きているからには、いつかは「死」と直面しなければならず、それに対して自分なりの態度を決めなければならない。「死」に対する態度を決めるということは、すなわち「生」に対する態度を決めることである。この決断は生きる者にとっての宿命であり、この宿命に正面から対峙したのが名僧と呼ばれる人たちである。彼らが「死」と「生」をどのように捉え、その問題にどのような解答を与えたかということは、現代に生きるわれわれにとっても貴重なしるべとなるはずである。彼らの生死観を見ることによって、今日の日本人の生死観の骨格が見えてくるであろう。
目次
- 序論 仏教と生死観
- 一切衆生への慈悲—最澄の生死観(最澄の生涯;最澄の生死観)
- 生死の大海を越えて—空海の生死観(空海の生涯;空海の生死観)
- 凡夫の習い—法然の生死観(法然の生涯;法然の生死観)
- 愛欲の広海、大悲の願船—親鸞の生死観(親鸞の生涯;親鸞の生死観)
- ほとけの御いのち—道元の生死観(道元の生涯;道元の生死観)
- 我等がむねの間—日蓮の生死観(日蓮の生涯;日蓮の生死観)
- 遊行の中の生死—一遍の生死観(一遍の生涯;一遍の生死観)
- 反骨の生死—一休の生死観(一休の生涯;一休の生死観)
- 地獄からの脱出—白隠の生死観(白隠の生涯;白隠の生死観)
「BOOKデータベース」 より