チェリビダッケとフルトヴェングラー : 戦後のベルリン・フィルをめぐる2人の葛藤

書誌事項

チェリビダッケとフルトヴェングラー : 戦後のベルリン・フィルをめぐる2人の葛藤

クラウス・ラング著 ; 齋藤純一郎, カールステン・井口俊子訳

音楽之友社, 1990.10

タイトル別名

Lieber Herr Celibidache...

タイトル読み

チェリビダッケ ト フルトヴェングラー : センゴ ノ ベルリン・フィル オ メグル フタリ ノ カットウ

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注記

Lieber Herr Celibidache…の翻訳

参考文献: p361-363, セルジュ・チェリビダッケ年譜: p364-368, フルトヴェングラー年譜: p369-373

内容説明・目次

内容説明

いま円熟の期を迎えたチェリビダッケは、終戦直後の混乱期にフルトヴェングラーとともにベルリン・フィルの指揮者として活躍していた。しかし1954年にフルトヴェングラーが死去、ベルリン・フィルは次の指揮者にカラヤンを選んだ。なぜ、フルトヴェングラーの後任がチェリビダッケでなくカラヤンだったのか?2人の間に何が起こり、何があったのか?

目次

  • レオ・ボルヒャルト
  • 政治の汚れを知らぬ処女の如く
  • ブラック・リスト
  • 指揮棒を持たずにベルリンへ
  • 私は奇跡の人ではない
  • 辛抱強く
  • フルトヴェングラーとアメリカ
  • 1947年聖霊降臨祭の日曜日
  • 作曲活動の悩み
  • 関係の解明
  • はたして代理首席を市に留めておけるか?
  • 多難をきわめた第二交響曲の誕生
  • ベルリン封鎖
  • インテンダントは何処に
  • チェリビダッケとノイエ・ムジーク
  • 箝口令
  • フルトヴェングラー再び首席に
  • 最後のチャンス
  • 契約は馬鹿気たこと
  • ドイツ連邦共和国の状況
  • フルトヴェングラーとレコード
  • 奸策
  • フルトヴェングラーの叱責
  • 協奏曲の伴奏指揮について
  • 失われた信頼関係
  • 公演スケジュール分析
  • 離反
  • チェリビダッケからの最後の手紙
  • 訣別
  • フルトヴェングラーの補聴器
  • 出番を待つカラヤン
  • オーケストラの〈解体〉を計るチェリビダッケ
  • 功労十字大勲章
  • フルトヴェングラーから受けた深く大きな衝撃
  • チェリビダッケ自らを語る

「BOOKデータベース」 より

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