京都夏祭り殺人事件 : 長編古都ロマンミステリー
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京都夏祭り殺人事件 : 長編古都ロマンミステリー
(Joy novels)
実業之日本社, 1987.10
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キョウト ナツマツリ サツジン ジケン : チョウヘン コト ロマンス ミステリー
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Description
大文字で賑わう京都の夜、鴨川べりを夫の陽介と歩きながら、野上美也子は幸せで一杯だった。見合いで結婚して半年、陽介の休暇で二人は東京から京都へやって来た。東山の如意ヶ獄に火がともり、「大」の字が夜空にくっきりと浮かんだ。感激した美也子が、夫に話しかけようとふり返ると、夫の姿が消えていた。夫を捜すうちに祇園の花見小路に迷い込んだ美也子は、若い女性の死体を発見する。しかも、女性の死体のそばに陽介の定期券が落ちていた。行方不明の陽介にかかった殺人の嫌疑に気をもむ美也子に陽介が嵐山で死体で発見されたとの知らせが届く。駆けつけた美也子は、死体のそばで紙片を拾う。紙片には、陽介の筆蹟で大文字の6つの形が描かれていた。美也子は、調べていくうちに、祇園で殺された女性と陽介が京都の高校の同級生だったこと、会社の同僚に反感を持たれていたことを知る。続いて起こる第3の殺人。現代推理界の女王が鮮やかに描くロマン・ミステリーの最新作登場
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