カサノヴァ回想録
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カサノヴァ回想録
(現代教養文庫, 1171-1172)
社会思想社, 1986.2
- 1 色事師の巻
- 2 脱獄の巻
- タイトル読み
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カサノヴァカイソウロク
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1 色事師の巻080-0-g//1171s060000182570*,
2 脱獄の巻080-0-g//1172s060000184436* -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 色事師の巻 ISBN 9784390111713
内容説明
容姿に恵まれ、博識で、弁説さわやか、筆が立ち、大胆で、精力的で抜け目がなく、人に好かれる頑張り屋、カサノヴァに呈された十指に余る肩書きのなかで、“色事師”ほど彼の面目躍如たるものはない。「彼は手が早く、すべての女性を自分のベッドにいざなうのは、彼の一種の病である」と編者ジル・ペローが書いている通り、修道士、修道女までも恋を楽しんでいた18世紀ヴェネチアにあって、水を得た魚のごとくに、大活躍—これは自ら記した膨大な『回想録』より青春時代の抄訳である。
- 巻冊次
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2 脱獄の巻 ISBN 9784390111720
内容説明
カサノヴァは、自分ではしかと覚えのない理由からピオンビ監獄に収監されてしまう。これは恐るべき堅牢厳重な監獄であって、かつてここから脱獄しおおせた者は一人もないといわれていたが、彼は驚くべき知謀と努力の末に見事に脱獄に成功する。この脱獄にまつわる一篇はこの『回想録』中の圧巻である。彼は、全ヨーロッパをハーレムとし、1735年から74年までに、122人の愛人をもったという。編者ペローは、これでも意外に少ないと驚く。本巻は、カサノヴァの、計り知れないスケールの一生の終末までを収める。
「BOOKデータベース」 より