街は劇場 : 大衆という海への航路
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街は劇場 : 大衆という海への航路
関西書院, 1990.9
- タイトル読み
-
マチ ワ ゲキジョウ : タイシュウ ト イウ ウミ エノ コウロ
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内容説明・目次
内容説明
独創的な村上春樹論を収め、全体的視野により編まれた本著は、大衆を海ととらえる評論家河内厚郎の新鮮な感性による都市文化論である。
目次
- 第1章 大衆という海(近松門左衛門の『心中宵庚甲』について;個のモラルを模索する村上春樹;体験的『めぞん一刻』論;1億総タレント化と素人芸の時代 ほか)
- 第2章 都市という劇場(国民劇としての高校野球;都市の好色と媚態について;猫とレビュー—大地真央の宝塚引退に寄せて;復権するヴォルテールの世紀 ほか)
- 第3章 演劇による関西復権(モダンな関西口語;これからが本番の上方落語;近松とオペラの“合体”;文学とシャンソン;関西演劇界の構造変化 ほか)
- 第4章 関西のポストモダン(見直しの進む“西の近代”;谷崎潤一郎と関西の近代;「関西の江戸学」を創始するにあたって;宝塚のポストモダン ほか)
- 第5章 阪神間近代文学論(批評のコトバを育てよ;猫と芦屋と2人の作家 ほか)
- 第6章 劇的なるものをめぐって(日本アニメに寄せる期待;虚と実のはざまで ほか)
「BOOKデータベース」 より