契約の一般的課題
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契約の一般的課題
(講座・現代契約と現代債権の展望 / 椿寿夫編集, 5)
日本評論社, 1990.12
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ケイヤク ノ イッパンテキ カダイ
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内容説明・目次
内容説明
契約法の領域では、近年も新たな現象や状況が多数生起しており、それらは、旧時にはなかった新しい理論の構築を求めるとともに、既存の観念・制度・構成の再検討をも要求する。この巻は、主としてこの見なおしにかかわる課題をとりあげている。
目次
- 第1講 混合契約および非典型契約の解釈にあたっては、どういう点に留意すべきか
- 第2講 無償契約という観念を今日論ずることには、どういう意義があるか
- 第3講 継続的契約・継続的債権関係という観念は、有用ないし必要か
- 第4講 予約の機能としては、どのような場合が考えられ、何を問題とすべきか
- 第5講 危険負担論の未来像は、いかにあるべきか
- 第6講 解除の法的構成として、直接効果説を排除すべき必然性はあるか
- 第7講 契約解除の原状回復義務は、不当利得の返還とどういう関係に立つか
- 第8講 賃借譲渡と転貸に対する賃貸人の承諾は、現在どう考えるべきか
- 第9講 借地権は、現在よりも強化すべきか、それともどの点かにおいて弱めるべきか
- 第10講 借家人に対する法的保護は、どの程度をもって妥当とすべきか
- 第11講 《解除できない委任》とは、どういうものか
「BOOKデータベース」 より