日本帝国主義1894-1945 : 居留地制度と東アジア

書誌事項

日本帝国主義1894-1945 : 居留地制度と東アジア

W.G.ビーズリー著 ; 杉山伸也訳

岩波書店, 1990.12

タイトル別名

Japanese imperialism 1894-1945

日本帝国主義1894-1945

タイトル読み

ニホン テイコク シュギ 1894 1945 : キョリュウチ セイド ト ヒガシ アジア

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内容説明・目次

内容説明

産業複合体・満州国、東亜新秩序、さらに「共栄圏」構想へと官僚・財閥・軍を駆りたてた日本帝国主義、イギリスを代表する東アジア史家は、特異な歴史事例とされるこの「帝国」を幕末から大戦にいたるまでの史的展開のうちにとらえる。欧米列強の居留地貿易に始まる不平等と従属の世界的システム、そして独自の経済圏の野心的拡張に向かった様々な局面に注目、従来の議論と一次史料をふまえたダイナミックな分析は日本近代史・帝国主義論に新たな視野をひらくに違いない。

目次

  • 第1章 序論—帝国主義の解釈
  • 第2章 居留地制度と日本
  • 第3章 近代化と帝国主義
  • 第4章 朝鮮進出
  • 第5章 日清講和
  • 第6章 新帝国主義と日露戦争
  • 第7章 東北アジアの公式帝国と非公式帝国
  • 第8章 辛亥革命と第1次世界大戦
  • 第9章 貿易と海外投資
  • 第10章 植民地と保護領
  • 第11章 居留地制度の危機
  • 第12章 満州国の建設
  • 第13章 東亜新秩序
  • 第14章 南方進出
  • 第15章 大東亜共栄圏
  • 第16章 結論—日本帝国主義の特徴

「BOOKデータベース」 より

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