ラバウル烈風空戦録
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書誌事項
ラバウル烈風空戦録
(C novels)
中央公論社, 1988-
- 1: 初陣篇
- 2: 進撃篇
- 3: 雄飛篇
- 4: 征空篇
- 5: 激闘篇
- 6: 爆砕篇
- 7: 血戦篇
- 8: 怒濤篇
- 9: 風雲篇
- 10: 激突篇
- 11: 回天篇
- 総解説・前期篇
- 外伝1
- タイトル読み
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ラバウル レップウ クウセンロク
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内容説明・目次
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1: 初陣篇 ISBN 9784125001227
内容説明
毎年8月になると思い出される、“停戦”の日までのあの長く激しかった戦いの日々。脳裡に甦る今は亡き戦友たちの顔。そして96式艦戦、零式艦戦、烈風、“ジェット戦闘機”呂式紫電など、ともに戦った愛機の勇姿…。我々とは異なる歴史を生きた海軍航空隊の撃墜王が、我我の世界ではついに出現しなかった幻の名機たちとの華々しい活躍を綴る、痛快無比のSF空戦記第一弾。
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3: 雄飛篇 ISBN 9784125001401
内容説明
真珠湾、マレー沖と、相次ぐ大勝利に沸く海軍航空隊であったが、1942年4月18日、これに冷水を浴びせる大事件が出来した。我が方の哨戒線を突破した米空母から大型爆撃機B‐25が発鑑し、首都東京を空襲するという大胆不敵な作戦が敢行されたのだ。世に言う“ドーリットル爆撃隊”である。折から、零戦の血を受継ぐ新鋭双発戦闘機の訓練中であった主人公は、これを迎撃すべく、大空へと舞い上るが…。SF空戦記第3弾。
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4: 征空篇 ISBN 9784125001432
内容説明
零戦の弱点を克服すべく開発され、首都空襲のB‐25撃墜で見事初陣を飾った双発戦闘機〈2式双戦〉。主人公たちは、その後も内地で、双戦による爆撃、航法、離着艦の猛訓練に励んでいた。そしてついに、待望の出撃命令が下る。米海軍機動部隊との一大決戦、ミッドウェー作戦の一翼を担うべく、我が海軍唯一の双戦部隊は、空母〈隼鷹〉とともに一路北方海域へ。めざすはアリューシャン列島の米海軍基地、ダッチハーバー。痛快SF空戦記。
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5: 激闘篇 ISBN 9784125001500
内容説明
物量をもって押し寄せる敵に対し、過酷な消耗戦を強いられる南東方面。「一刻も早い援軍を」と、主人公風間三飛曹らの双戦隊は、四千キロ彼方のラバウルをめざす。単座戦闘機による前代末聞の長距離洋上飛行だ。途中サイパンで、思いがけずも聯合艦隊旗艦〈大和〉の威容に接し、46サンチ主砲の斉射に畏怖すら感ずる風間。だがそれは、無事に最前線まで進出した彼を待ち受ける、想像を絶した殲滅戦のささやかな序曲にすぎなかった。
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6: 爆砕篇 ISBN 9784125001593
内容説明
勇躍進出を果たした最前線ラバウル。しかしそこは予想を超える激戦地であった。連夜の空襲に疲弊し、連日の出撃に消耗する海軍航空隊。風間三飛曹も英軍スピットファイアとの空戦で、貴重な双戦を失う。だが、かろうじて生還した彼には、休む暇もなく、内地より到着したばかりの新型邀撃機雷電が与えられる。一方、聯合艦隊司令長官は、ガダルカナルを奪回すべく、敵制空・制海権下に戦艦大和で突入することを決意したのであった。
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7: 血戦篇 ISBN 9784125001654
内容説明
果てなき消耗戦のまま膠着状態の戦局がついに動いた。我が伊号潜水艦の殊勲により、米側は空母二隻を失い、残るは旧式小型のレンジャーのみに。この敵機動部隊の弱体化を衝き、〈大和〉以下の戦艦群がガダルカナル沖へ突入、46サンチ巨砲は米軍基地を爆砕し、さらに戦艦ワシントンをも直撃する。勇躍進出した雷電隊も、その大出力発動機と重武装にものを言わせ、敵陸海航空隊と死闘を展開。かくして戦局は重大転機を迎えるのであった。
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8: 怒濤篇 ISBN 9784125001784
内容説明
米軍、ついにガダルカナル撤退を決意。だが、そのために集結した輸送船と支援の空母を、我が方は敵の大反攻と誤認。米空母レインジャーと英空母ヴィクトリアスに対し、味方機動部隊は空母四隻で決戦を挑む。ミッドウェーの再現を期す米英軍。その濃密な弾幕をかいくぐって殺到する九九艦爆と九七艦攻。零戦も迎え撃つ英軍シーファイアと激突。両軍ともに、南太平洋で作戦可能な空母のすべてを投入した大海戦だが、その勝敗は…。
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9: 風雲篇 ISBN 9784125001890
内容説明
最高速度650キロ、2千百馬力の発動機、20ミリ機関砲四門、零戦をしのぐ旋回性能をもたらす自動空戦フラップ…。待望の新型艦上戦闘機〈烈風〉がその姿を現した。しかも、同じく新鋭の艦爆〈彗星〉、艦攻〈天山〉とともに、シンガポールで鹵獲した元英空母〈剛龍〉を母艦とする、我が海軍最強の航空隊が編成されたのだ。そして、装甲空母と高性能艦載機で猛訓練を重ねる主人公らに出撃命令が下る。めざすは北太平洋の某海域。
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10: 激突篇 ISBN 9784125001975
内容説明
〈大和〉〈武蔵〉以下戦艦8隻、〈翔鶴〉〈剛龍〉以下空母9隻、他の艦艇を合わせると計66隻。聯合艦隊が運用し得る戦艦の3分の2、そして空母のすべてを投入した我が海軍は、再びミッドウェーをめざす。新鋭空母エセックス以下5隻が配備され、再建なった米機動部隊の殱滅が目的だ。聯合艦隊司令長官撃墜未遂事件の教訓から、陸軍まで参加した欺瞞工作を行い、総力態勢で臨んだ北太平洋海戦。その壮大な戦いを描く記念すべき第10巻。
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11: 回天篇 ISBN 9784125002071
内容説明
ヒットラー総統死す!航空機事故と発表された謎の死の直後、不可解なほど速やかに発足したドイツ新体制。英米との和平を考慮した、徹底的反ナチス政策の採用は、我国航空界にも意外な影響を及ぼす。新政権に疎まれたメッサーシュミット博士が、手塩にかけて開発中のジェット戦闘機Me262とその技術を“亡命”させようとしたのだ。この重大使命は、折からドイツとの連絡のため寄港中だった伊八潜水艦に託される。彼らの苦難に満ちた航海は、やがて太平洋の戦いを一変させるのだが…。
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総解説・前期篇 ISBN 9784125002309
内容説明
1941年12月、あの運命の開戦以来、痛快SF空戦記『ラバウル烈風空戦録』は11巻を刊行し、物語はほぼその半ばまできた。主人公の海軍戦闘機乗り風間も、96式艦戦、零戦、双戦、雷電、烈風と搭乗機を乗継ぎ、数々の修羅場を生き抜いて今やヴェテランの域に達しつつある。そこで、これまでに登場した様々な名機、名艦(実在、架空ともに)を、深い思い入れとともに著者自らが解説し、写真多数を収録した本書を、『ラバ空』世界理解の一助として、愛読者諸氏におくる。
目次
- 1 戦場要図
- 2 海軍主要作戦機総解説
- 3 陸軍主要作戦機総解説
- 4 敵機総研究
- 5 撃沈艦総ざらい
「BOOKデータベース」 より