詩的モダニティの舞台
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詩的モダニティの舞台
思潮社, 1990.9
- タイトル読み
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シテキ モダニティ ノ ブタイ
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内容説明・目次
内容説明
慣例化した戦後詩の隠喩的話法をいかに相対化するか。散文化した詩の換喩的書法にどのような時代性があるのか。詩・散文・批評の臨界をモダニティの構造から解き明かした朔太郎論を入口に鮎川信夫、吉岡実から吉増剛造、稲川方人までをターゲットにする。共同体の外からやってくるハーメルンの笛吹きのように既成の詩史をデコンストラクトする軽快でポレミカルなフットワーク!
目次
- 第1部 詩的モダニティの系譜(詩的モダニティの系譜—萩原朔太郎の位置)
- 第2部 〔ポ〕エティックの舞台(「市民」と「詩人」—鮎川信夫論;反=隠喩としての詩—北村太郎論;詩的モノローグの彼岸—田村隆一論;「おとづれ人」の書法—黒田喜夫論;散文=詩という逆説—岩田宏論;詩的臨界とその外—吉岡実論;忘却についての試論—入沢康夫論;聖杯の不在—天沢退二郎論;測量士の「女根」—吉増剛造論;機知としての詩=俳句—寺山修司論;コミュニケーションとしての「飢え」—石原吉郎論;不眠者の間隙—山本陽子論;複製の王国—ねじめ正一論;「主体の廃墟」の後に—稲川方人論)
「BOOKデータベース」 より