熊野山海民俗考
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熊野山海民俗考
人文書院, 1990.11
- タイトル読み
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クマノ サンカイ ミンゾクコウ
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内容説明・目次
内容説明
神武伝承や熊野信仰の地、よそ人から他界とみられてきた熊野、そこで人々はどのように生き暮してきたのか。著者は熊野の山川、草木、石、岩にいたるまでを調べ、農漁民、炭焼、筏師などのライフヒストリーに耳を傾け、各地に残る民話伝承を蒐集する。自然環境を凝視し、自然と人間の不思議な相関関係をときほぐし、密接なかかわり合いを探索する—。環境民俗学を提唱する著者の意欲作。この一冊で熊野のすべてがわかる。
目次
- 序章 熊野参入
- 1 生業と環境(山の環境と民俗;海の環境と民俗;海山のあいだ)
- 2 信仰と環境(熊野三山信仰の基層;熊野の臨海信仰;神々の座)
- 3 海山に生きる(海の人生—熊野灘そして木曜島へ;山の人生—炭焼・その移動と山住み;川の人生—熊野川最後の筏師)
「BOOKデータベース」 より