書誌事項

砂漠の豹イブン・サウド : サウジアラビア建国史

ブノアメシャン [著] ; 河野鶴代, 牟田口義郎訳

筑摩書房, 1990.12

改装版

タイトル別名

Ibn-Séoud, ou la naissance d'un royaume

タイトル読み

サバク ノ ヒョウ イブン サウド : サウジアラビア ケンコクシ

注記

折り込図1枚

内容説明・目次

内容説明

アラビアのロレンスには「鉄面皮の山師」と呼ばれ、ルーズヴェルトには「鉄の意志をもった王」といわれた男。第一次大戦後、オスマン・トルコの軛を脱し、英仏の植民政策に抗しつつ、イスラムの宗教的理想と、絶え間ない戦い、100回以上ともいわれる政略結婚とにより、遊牧の民ベドウィンを統一して、いち早く「サウドのアラビア」を打ち立てた男。地下水とともに石油を掘り当て、アメリカとの深い関係のもとに近代化を推し進め、一代で王国の基礎を築きあげた男。沈思黙考、疾風迅雷、「リアドの豹」イブン・サウドの波瀾万丈の生涯を描き尽くす。

目次

  • 第1章 動と不動
  • 第2章 ネジドの征服
  • 第3章 アラビアの征服
  • 第4章 サウジアラビア
  • 第5章 西側のとりで

「BOOKデータベース」 より

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