オリエントの嵐 : 中東現代史
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書誌事項
オリエントの嵐 : 中東現代史
筑摩書房, 1990.12
- 改装版
- タイトル別名
-
Le roi Saud,ou l'Orient à l'heure des relèves
- タイトル読み
-
オリエント ノ アラシ : チュウトウ ゲンダイシ
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注記
付図1枚
内容説明・目次
内容説明
「砂漠の豹」イブン・サウドの息子サウド王を狂言回しにして、1950年代の中東情勢を活写する。東西冷戦のさなか、イランは石油の分け前をつり上げ、エジプトはスエズ運河を国有化して、四分の三世紀に及ぶイギリスの軍事支配を絶ち切るが、建国後まもないイスラエルとの戦いには惨敗する。ナセルは叫ぶ、「アラブの統一に通じない独立は無意味である」。しかし、第一次大戦後、英仏によって政略的に作られたアラブ諸国は、国益と宗教、主導権をめぐって、対立抗争を繰り返すだろう。
目次
- 序章 移りゆく中東
- 第1章 国王の後継者
- 第2章 バグダード条約の調印
- 第3章 考えるアラビア
- 第4章 イスラエル建国
- 第5章 エジプト革命
- 第6章 動乱のスエズ
- 第7章 サウドの時代
「BOOKデータベース」 より