広開土王碑研究の軌跡
著者
書誌事項
広開土王碑研究の軌跡
吉川弘文館, 1991.1
- タイトル読み
-
コウカイドオウヒ ケンキュウ ノ キセキ
大学図書館所蔵 件 / 全80件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
4世紀末〜5世紀初めの日朝関係を記す第一級史料、広開土王(好太王)碑文。本書は、碑文に関する問題点を概説し、研究史を整理する。そして、それらの研究動向を踏まえつつ、原碑の調査を見据えて、百余年前、酒匂景信によって将来された〈酒匂本〉の復元を試みる。謎の「後」字の由来を明らかにして碑文「改刪説」にも批判を加えるなど、〈酒匂本〉の優秀性を指摘し、碑文研究の方向に一視点を提示した注目の書。
目次
- 第1章 広開土王碑文研究の動向(激論のなかで明らかになった諸点;李進煕氏の提説をめぐって;佐伯有清氏の『研究史広開土王碑』;李亨求氏の広開土王碑文研究)
- 第2章 酒匂景信将来の広開土王碑文の復元的研究(酒匂景信将来の広開土王碑文;碑文研究初期における釈文の分析;碑文最末『後』字の由来をめぐって)
- 付録 資料篇(復元・酒匂双鉤本;復元・大東急記念文庫双鉤本)
「BOOKデータベース」 より