菜根譚
著者
書誌事項
菜根譚
(ワイド版岩波文庫, 25)
岩波書店, 1991.1
- タイトル読み
-
サイコンタン
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内容説明・目次
内容説明
「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」。菜根は堅くて節が多い、これをかみしめてこそ、ものの真の味わいがわかる。明代末期に三教(儒・仏・道)兼修の士洪自誠が自身の人生体験を基に、かみしめて味わうべき人生の哲理を簡潔な語録の形に著わした。本文庫版には注に解説に校注者の研究水準の高さが充分に盛り込まれている。
目次
- 道徳に棲守する者は
- 世を渉ること浅ければ
- 君子の心事は
- 勢利紛華は
- 耳中、常に耳に逆うの言を
- 疾風怒雨には
- 〓肥辛甘は真味にあらず
- 天地は寂然として動かずして
- 夜深く人静まれるとき
- 恩裡に由来害を生ず〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より