書誌事項

往相還相

奥野健男著

(奥野健男評論集, 下巻)

阿部出版, 1990.12

タイトル読み

オウソウ カンソウ

大学図書館所蔵 件 / 25

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

芥川、太宰、三島という文学者を22年ごとに自殺させた昭和の文学とは一体何だったのか。「往」と「還」の狭間に立って今、“平成の文学”を展望する。

目次

  • 昭和の文学—三人の文学者の自殺
  • 反構成的文学—島尾敏雄と小島信夫
  • 日野啓三『あの夕陽』
  • 田中小実昌『ポロポロ』
  • 野坂昭如『マリリン・モンロー・ノー・リターン』
  • 半村良『産霊山秘録』
  • 田中光二『スフィンクスを殺せ』
  • 筒井康隆『虚人たち』
  • 津島佑子・太田治子に見る「太宰治」の影
  • 島尾敏雄を送る
  • 森茉莉—『甘い蜜の部屋』の二重構造
  • 円地文子文学と『菊慈童』
  • 渋沢龍彦“昭和の子供よ”
  • 文学にとりつかれた人—磯田光一
  • 無頼派と前衛派の初点—石川淳論のうち
  • 色川武大『虫けら太平記』
  • 開高健〜豊かさに大きく生きた人
  • 文学思想家伊藤整—近代日本人の発想に諸形式
  • 正真の文学者—木山捷平
  • 尾崎一雄試論
  • 川崎長太郎の人と文学
  • なぜ今、犀星、太宰、三好十郎なのか
  • 無頼派は天使、悪魔のごとく—坂口・太宰・檀の文学
  • 坂口安吾の復活
  • 世界の若者たちに読まれる太宰
  • 三島由紀夫への私的な想い
  • 高見順の思い出〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05880847
  • ISBN
    • 4872420071
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    411p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ