驚異の部屋 : ハプスブルク家の珍宝蒐集室
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書誌事項
驚異の部屋 : ハプスブルク家の珍宝蒐集室
平凡社, 1990.12
- タイトル別名
-
Die Kunst-und Wunderkammern der Habsburger
- タイトル読み
-
キョウイ ノ ヘヤ : ハプスブルク ケ ノ チンポウ シュウシュウシツ
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内容説明・目次
内容説明
世界劇場としての美術=驚異蒐集室。王侯たちの美術蒐集室は複雑な構成体、内的秩序を備えた総合体であった。互いにかけ離れているように見える品目も、宇宙の調和的秩序を反映している。この世のあらゆる産物と人間のすべての技…このような万有の充溢を通しての美術蒐集室の、まさに百科全書的な構成体としての本性が明らかになる。それ自体で完結した小宇宙というこの解釈は、美術蒐集室が16世紀以来、世界劇場と呼ばれるようになったことによって確証される。
目次
- 百科全書的美術蒐集室
- 王侯たちの美術蒐集室の成立
- アルプス以北の蒐集
- 16世紀のコレクションにおける理論家の役割
- 大公フェルディナント二世とアンブラス蒐集
- フェルディナント二世の兄弟たち
- 皇帝ルドルフ二世
- バロック時代のハプスブルク家美術蒐集室
- スペインのハプスブルク家
- ヨーロッパの美術蒐集家
- 教会の美術蒐集室
「BOOKデータベース」 より