書誌事項

透きとおった悪

ジャン・ボードリヤール著 ; 塚原史訳

紀伊國屋書店, 1991.2

タイトル別名

La transparence du mal : essai sur les phénomènens extrêmes

タイトル読み

スキトオッタ アク

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内容説明・目次

内容説明

時代は世紀末に—いよいよ先の見えなくなる社会の動き。かつて「消費社会」論の新時代を拓いたボードリヤールが、この世紀末の世界を見きわめ、近未来的な予測を展開した成果がここにある。彼は言う—。〈悪〉が眼にみえない膜となって、世界を覆っている、と。きわめて今日的な事象を数多くとりあげ、あざやかに解読してゆく本書は、推理小説を読むような意外性と、SFを読むような想像の快楽を与えてくれる。

目次

  • 狂宴の後で
  • 美的なものを越えて
  • 性的なものを越えて
  • 経済を越えて
  • 超伝導体的な出来事
  • オペレーショナルな白さ
  • ゼロックスと無限
  • 消毒と有毒性
  • 欲動と斥力
  • テロリズムの鏡
  • 悪はどこへ行ったのか?
  • ネクロスペクティヴ
  • エネルギーの運命
  • 呪われた部分のテオレマ
  • ラディカルな他者性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05903374
  • ISBN
    • 4314005521
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    250p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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