放哉漂泊の彼方 : 人間存在・人間不在の相剋 名句鑑賞103句

書誌事項

放哉漂泊の彼方 : 人間存在・人間不在の相剋 名句鑑賞103句

上田都史著

講談社, 1990.9

タイトル別名

放哉漂泊の彼方 : 人間存在人間不在の相剋 : 名句鑑賞103句

タイトル読み

ホウサイ ヒョウハク ノ カナタ : ニンゲン ソンザイ ニンゲン フザイ ノ ソウコク メイク カンショウ 103ク

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注記

尾崎放哉の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

死とは現世のすべての拒絶で、それを冀う心は、雑念妄想のない人間不在の透明な世界である。—春の山のうしろから烟が出だした—大正15年4月7能、放哉は幽明混沌の世界に、山の向うから立ち昇った己の荼毘の煙を見た。それは、まさに放哉尾崎秀雄、寂寥の大尾であった。大空の一点の星に己を擬し、限りなく海を愛した放哉の孤独寂寥の生涯と句境。

目次

  • 第1章 恋知り初めし頃
  • 第2章 青春の挫折
  • 第3章 新婚纏綿の日々
  • 第4章 恩愛への背徳
  • 第5章 二律背反の相剋
  • 第6章 橋畔亭の恩寵
  • 第7章 終焉への序曲
  • 第8章 透明な虚無の中に

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05909111
  • ISBN
    • 4062050226
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    276p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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