本覚思想論
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本覚思想論
(田村芳朗仏教学論集 / 田村芳朗著, 第1巻)
春秋社, 1990.11
- タイトル読み
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ホンガク シソウロン
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注記
引用書索引: 巻末p1-8
折込み表2枚: 本覚思想体系図表, 中世思想史年表
内容説明・目次
内容説明
本覚思想は、日本仏教のみならず、日本的精神性の核心を示す。斯界の第一人者が、本覚思想の精髄を指し示す本書は、広く日本思想・日本文化を考察するうえで不可欠の論究であろう。
目次
- 仏教における空と無
- 仏教における絶対観
- 天台哲学を中心としてみた絶対の探究
- 日本天台における一乗開会の思想
- 仏教哲学体系—『大乗起信論』
- 本覚思想における基本原理
- 本覚法門と心
- 本覚思想における実践の原理
- 天台本覚思想における証の問題
- 日本思想における空
- 日本中世における道理の観念—道理法爾と自然法爾
- 自然と実相
- 日本における業と自然の思想
- 日本仏教の仏身論—久遠仏をめぐって
- 理顕本と事常住
- 鎌倉新仏教の背景としての天台本覚思想
- 日本天台本覚思想の形成過程—とくに宋朝禅との関連について
- 本覚思想と浄土南仏
- 密教と本覚思想
- 本覚思想に対する批判論
- 鎌倉新仏教における生死観
- 本覚思想と神道理論
- 日本中世思潮と天台本覚思想
- 歌論と本覚思想
- 日本的美と仏教
「BOOKデータベース」 より