日本仏教論
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日本仏教論
(田村芳朗仏教学論集 / 田村芳朗著, 第2巻)
春秋社, 1991.1
- タイトル読み
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ニホン ブッキョウロン
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巻末:書名索引
内容説明・目次
内容説明
仏教は日本人の精神性を深く規定してきた。だが、その仏教とはいかなるものか。幅広い視野と柔軟な思考をもって、日本仏教の核心にせまる本書は、広く日本思想・文化を考察するうえで不可欠の論究。
目次
- 仏教哲学の提唱
- 仏教の思想史的研究—試論
- 仏教における倫理性欠如の問題
- 善悪一如
- 仏教における法の観念序説—実存哲学との関連において
- 法と仏の問題—仏身論を中心として
- 来世浄土と阿弥陀仏—浄土念仏の二要素
- 三種の争土観
- 『法華経』成立史を通してみた八品中心説
- 『法華経』における菩薩精神
- 『法華経』の寛容思想—絶対妙と相対妙
- 法雲の『法華義記』の研究
- 日本仏教の発端
- 日本における「和」の思想—『憲法十七条』を基盤として
- 日本における神の観念
- 日本思想における愛の観念
- 日本人のインド観—その歴史的変遷
- 日蓮における諸宗批判の根拠
- 教判論よりみた日蓮の思想
- 日蓮における歴史的実証の精神
- 日蓮における愛の弁証
- 代受苦—菩薩と苦
- 日蓮と心
- 親鸞、日蓮両師における久遠仏思想の対比
- 道元・日蓮における人間観
- 天皇制への明治仏教の対応
- 日本の近代化にともなう日蓮思想—日蓮信奉の種々相
- 北一輝と『法華経』
「BOOKデータベース」 より