チャイナ・カード
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書誌事項
チャイナ・カード
角川書店, 1990.9
- 上
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- タイトル別名
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The China card
- タイトル読み
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チャイナ カード
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784047911826
内容説明
1966年。アメリカ大統領選挙はまさに戦争だった。次期大統領をねらうリチャード・ニクソンは、莫大な資金と新しい人材、そして新機軸の政策を必要としていた。同じ頃、文化大革命の嵐が吹き荒れる北京では、周恩来を中心とする勢力が中国の外交政策転換の必要性を痛感していた。そんなとき、ハーバード大学を卒業し、ニクソンが共同経営する法律事務所で働き始めたばかりの弁護士マシューのもとに香港のクライアントから一通の手紙が舞い込んだ…。「天安門事件」以来、再び注目を集める国際政治の切り札“チャイナ・カード”とは—。元米国大統領補佐官が米中国交回復劇を衡撃的に描く超一級の国際政治小説。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784047911833
内容説明
ニクソン大統領戦にスタッフとして参加したマシュー・トンプソンは、選挙後、キッシンジャーのスタッフとしてホワイトハウス入りした。一方、香港でマシューと接触した周恩来のスタッフは、かれに米中国交回復の密使として白羽の矢をたてる。マシューは、秘密裡に得た中国側の真意をキッシンジャー、そしてニクソンに情報として与えることを依頼された。ニクソンもキッシンジャーも歴史に名を残したかった。歴史に残る初の北京入りを果たすのは誰か、ホワイトハウス内部では野望に満ちた駆引きが繰り広げられた。そして、米中首脳会談が実現したその日、「権力」はいとも簡単にマシューを裏切った。窮地に立たされたマシューが持つ最後の切り札とは—。語られざる歴史の裏側を見事に抉り出した実説小説の快挙。
「BOOKデータベース」 より