水滸伝と日本人 : 江戸から昭和まで

書誌事項

水滸伝と日本人 : 江戸から昭和まで

高島俊男著

大修館書店, 1991.2

タイトル読み

スイコデン ト ニホンジン : エド カラ ショウワ マデ

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注記

日本における『水滸伝』関係年表: p389-410

内容説明・目次

内容説明

中国の、ありとあらゆる小説のなかで、最も痛快で、最も人気のある小説『水滸伝』、—これが、海をわたって日本へやってきたのは、江戸時代の初めである。この『水滸伝』を、おもしろい話が大好物の日本人たちが、どう受け入れ、どう楽しみ、どう消化吸収したか。その、三百数十年の歴史を追っかけてみたのがこの本である。

目次

  • 第1部 江戸時代(川柳水滸伝;『水滸伝』がやってきた;唐話学習の流行;4つの段階—原書、和刻、翻訳、翻案;岡島冠山と和刻本『忠義水滸伝』;『水滸伝』の辞書;『通俗忠義水滸伝』;『水滸伝』の絵本;中国白話小説と日本文学;『水滸伝』影響下の江戸の小説;曲亭馬琴)
  • 第2部 明治以降(芥川龍之介と『水滸伝』;明治の『水滸伝』概況;旧訳の再刊;明治期の注釈と研究;『めさまし草』の共同研究;明治の翻訳;大正・昭和『水滸伝』概況;龍城・露伴の偉業;大正・昭和〈戦前〉の翻訳;戦後の両巨峰;その他の戦後の翻訳)
  • 日本における『水滸伝』関係年表

「BOOKデータベース」 より

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