ハックルベリー・フィンは、いま : アメリカ文化の夢
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書誌事項
ハックルベリー・フィンは、いま : アメリカ文化の夢
(講談社学術文庫, [960])
講談社, 1991.2
- タイトル読み
-
ハックルベリー・フィン ワ イマ : アメリカ ブンカ ノ ユメ
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注記
1985年11月講談社より刊行されたものの文庫版である
内容説明・目次
内容説明
ヘミングウェイはいう。「アメリカ現代文学はすべてマーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』という一冊の本から出発している。」最もデモクラティックな人間の化身ハック・フィンは、自由と夢を求めては徹底的な試練にあう。しだいに「愛と理解」が困難となって来た今日のアメリカ。現代のハックはそのつど夢を抱き直し、新しい生の実験を重ねている。ハックを通して、アメリカ文化の本質を語る好著。
目次
- 1 心(アメリカ人の黒いサスペンス;アメリカ文明の闇の奥)
- 2 アメリカと日本(日本悪者論と日本ブームのアメリカ;「デジタル文化」と伝統;『タイム』のJAPAN特集)
- 3 性と家族(『ハイト・リポート』とアメリカ文化;「アメリカのイヴ」を求めて;「母娘映画」のうける時代;新しい家族像を模索するアメリカ人)
- 4 都市と地方(ニューヨークに見るアメリカ人の原体験;東部の都市の活力;アルカトラス島に見るアメリカの天国と地獄;西部の奥地の帝国;新しい遊牧民の文化)
- 5 自由と秩序(自由の国のもう1つの顔;表現の自由はどこへ;ピューリタン文化のディレンマ)
- 6 人(現代アメリカ・ヒーローの運命;ハックルベリー・フィンは、いま)
「BOOKデータベース」 より