常紋トンネル : 北辺に斃れたタコ労働者の碑
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常紋トンネル : 北辺に斃れたタコ労働者の碑
(朝日文庫)
朝日新聞社, 1991.2
- タイトル読み
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ジョウモン トンネル : ホクヘン ニ タオレタ タコ ロウドウシャ ノ ヒ
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注記
タコ労働関係年表:p295〜299
内容説明・目次
内容説明
網走・旭川間の鉄道トンネル付近から50体以上の人骨が発掘された—。北海道開拓に使役された囚人労働の実態を調査していた著者が、囚人に代わって拘禁労働の主力となっていた「タコ」と呼ばれる土工夫たちの行跡を追った記録。鉄道・道路・港湾・潅漑溝工事などに酷使され、斃れていったタコ労働者。社会の底辺で沈黙を強いられてきた人々の呻き声が聞こえてくる。
目次
- タコ労働と北海道開発(幽霊が出るトンネル;人間の生き埋め;困難をきわめた工事;大資本の北海道・樺太進出 ほか)
- タコ労働の実態(監獄の方がまだいい;逃亡とリンチ;「募集」という名の誘拐;タコ部屋廃止の動き;「朝鮮人狩り」と脱出ルート ほか)
- タコ労働の歴史掘りおこし(50年めの遺書;あるタコの半生;タコ部屋があればまた行く;歴史を掘る ほか)
「BOOKデータベース」 より