松陰と女囚と明治維新
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書誌事項
松陰と女囚と明治維新
(NHKブックス, 619)
日本放送出版協会, 1991.3
- タイトル読み
-
ショウイン ト ジョシュウ ト メイジ イシン
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注記
関係年表: p195〜199
参考文献: p200〜204
内容説明・目次
内容説明
維新前夜、一瞬の光芒のごとく時代を駆け抜けた吉田松陰。かれは後半生を過ごした萩・野山獄で、一人の女囚・高須久子と出会う。本書は、数首の和歌とわずかな句によって見え隠れする久子の人物像を、近年発見された史料から詳らかにし、久子との交流によって更に深められた松陰の人間解放への志を明らかにする。時代を背負い、時代と壮絶に対決した若き思想家の精神の軌跡を辿り、新たな人間像を描きだすヒューマン・ドキュメントである。
目次
- はじめに 歴史のなかの人間とは何か
- 序 もう一つの歴史像としての松陰
- 1 下田踏海
- 2 吉田松陰とその時代
- 3 秘められた史料と高須久子
- 4 松陰と女囚久子
- 終 松陰と久子の明治維新
「BOOKデータベース」 より