書道史随想
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書道史随想
芸術新聞社, 1990.11
- タイトル読み
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ショドウシ ズイソウ
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内容説明・目次
内容説明
あらゆる事象を探究している博学多才な著者が、あまたの古文献を駆使して日本と中国書道史に挑む。今まで見すごされていた、書道史にまつわる風俗や文化の定説を疑い、しなやかな観点と想像力で、正史外史の謎をやさしく解き明かす。
目次
- 日本篇(「かな」の発生は南九州か;伊都内親王の願文;書き初めは残らないもの;正倉院宝物の新羅墨;正倉院蔵王羲之真跡のゆくえ;貨幣の字はたれが書いたか;献物帳の御書とは;扇書とはなにか;いろは歌の意味;朱墨と朱筆;道風老病の歎き;如泥人考;硯を左に置いた絵;信書の封緘;水茎の跡;平家納経の櫛〓とは;三十六人集考)
- 中国篇(甲骨文字以前;孔子の作った文字;臨書ということば;紙の発明まで;『博物志』にない蒙恬造筆;投身の孝女曹娥;石崇金谷園の序;衛夫人の筆陣図;書家の有愁;兎枝墨考;王羲之手紙の特徴;王羲之が信仰した五斗米道;偽ものに生きている王羲之;書家李舟の伝;漢詩の訓読;則天文字考)
「BOOKデータベース」 より