風の砦
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風の砦
(新潮文庫, は-3-5,
新潮社, 1987.2
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カゼ ノ トリデ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101114057
内容説明
ロシアの樺太進出により、幕府は樺太、千島を含む蝦夷地の警備を東北諸藩に命じた。秋田佐竹藩の青年武士・古島香織は、祝言をあげて1年にも満たぬ妻との冷たい仲を避けるため蝦夷地行を自ら志願、親友の亘理運平も同行する。北の果ての異郷で、香織は幕史の妻・ゆうに、そして運平も和人を憎むアイヌ娘・ショルラに惹かれて行く…。幕末の北海道に駆けぬける二つの愛を描く長編。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101114064
内容説明
苛酷な寒さが猛威をふるい、一冬に22名の藩士の生命が奪われた。厳しい蝦夷地の生活の中で、愛することが許されぬ人妻・ゆうへの思慕を絶ち切れず、苦悩する香織。一方ショルラと愛し合う運平を、傷ついたアイヌの青年・シセクが秘かに狙っていた…。野性と寂寥の地・北海道の大自然を背景に、そこに生きる人々と、燃えあがる二つの愛のゆくえを探る、著者初めての歴史ロマン。
「BOOKデータベース」 より