こころ覓ぎ : 近代自我を越えて付きあいの哲学へ
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こころ覓ぎ : 近代自我を越えて付きあいの哲学へ
誠信書房, 1991.2
- タイトル読み
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ココロ マギ : キンダイ ジガ オ コエテ ツキアイ ノ テツガク エ
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内容説明・目次
内容説明
覓ぎとは探し求める意の古語である。現象学への批判を糸口に人間中心の近代哲学を乗り越え、心のありかを尋ねて万物の根底に思索を伸ばす。地球的共生の時代を見据えた、日本人の思想書である。
目次
- 一の切 知恵の煩い(向かいあわせの重なり;フランツ・ブレンターノによる付きあいとしての「志向性」;心の我がままと喪ない—フッサールの独り芝居)
- 二の切 識りの彼方から(識りのあちら側;識りの居所;付きあいの様ざま)
- 三の切 心の拡がり(物と心の食い違い;心の宿り、伝わり、拡がり;境と行き交い)
- 四の切 モノのわりなさと怪しさ—「現実」のあちらから(自ら事のわりなさ;掛けがえなさと「無さ」;あの世の入口)
「BOOKデータベース」 より