共同性の社会理論
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共同性の社会理論
世界思想社, 1991.3
- タイトル読み
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キョウドウセイ ノ シャカイ リロン
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内容説明・目次
内容説明
本書は、社会学的研究の系譜に即し、社会的現実のうちに現に含まれているものとしての(通念的あるいは理念的な)共同性化への行為志向の実態をとらえるという—社会学原論の構成をも嚮導する基本的な—問題関心のもとに、これまで主に学説史的検討を主題として書いてきた幾つかの論文を中心に、一書としてまとめ上梓されたものである。
目次
- 第1部 社会の共同性にかんする原論的考察(社会学における社会概念の構成;共同的な結合諸様態の考察;社会的な組成諸様態の考察;共同体論における共同性の原理)
- 第2部 共同的な結合様態と共同体についての諸論(社会学における保守的伝統とラジカリズム;ゲマインシャフト・コミュニティ・共同体;デュルケームの道徳的共同態論;生活共同態としてのコミュニティとアソシエーション—マッキーヴァー『コミュニティ』論;パーソンズ理論における「社会的コミュニティ」と政治権力)
- 第3部 地域社会研究における共同性論の視座(コミュニティ論による視座設定;都市コミュニティにおける他人性と共同性アンビバレンス;都市並存態における共住性と共存性)
「BOOKデータベース」 より