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なぜそんなくちばしなのか : 師ハインロートへの手紙

コンラート・ローレンツ, オスカル・ハインロート著 ; オットー・ケーニヒ編 ; 大江秀房, 白鳥由紀子訳

マグロウヒル出版, 1990.12-1991.2

タイトル別名

Wozu aber hat das Vieh diesen Schnabel?

タイトル読み

ナゼ ソンナ クチバシ ナノカ : シ ハインロート エノ テガミ

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注記

監修:木村武二

下の訳者: 大江秀房, 高橋梨里

資料: 下pviii-ix

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784895013987

内容説明

本書の中心は、鳥類学者でありベルリン動物園の長年にわたる指導者であったオスカル・ハインロートと、世界的に有名な動物行動学者でありノーベル賞受賞者であるコンラート・ローレンツとの間で交わされた往復書簡集である。1930年から1940年にかけての173通の手紙は、彼らが動物行動学の萌芽期の問題点がどこにあったかをよく描き出しており、原資料としてきわめて重要である。

目次

  • 一つの学問の発展過程
  • コンラート・ローレンツ/オスカル・ハインロート往復書簡集1930年〜1940年
巻冊次

下 ISBN 9784895013994

内容説明

27歳という若きローレンツが、医学の道から動物行動学、比較心理学へと傾倒していく経緯、そして膨大かつ綿密な観察の記録から系統発生学的な視点を築き、本能行動と遺伝との関係を明らかにしていくようすが生き生きと描かれている。

目次

  • 5 1933年11月〜1934年12月—比較動物心理学へ
  • 6 1935年1月〜1937年3月—本能行動の遺伝学
  • 7 1937年4月〜1939年1月—野生的形態と家畜的形態
  • 8 1939年2月〜1940年3月—真の動物行動学をめざして
  • 終章 回想と展望(動物行動学の誕生;動物行動学の子供部屋から;鳥類学者と動物行動学者;ローレンツ以降のゼーヴィーゼンにおける動物行動学の展開)

「BOOKデータベース」 より

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