もう一つの修羅
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もう一つの修羅
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1991.2
- タイトル読み
-
モウ ヒトツ ノ シュラ
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注記
年譜・著書目録: p237-251
内容説明・目次
内容説明
常に現在を超えインターナショナルであり続けること。強靭な思考とダイナミックな論理の滲透力—。そして何よりも明晰・華麗なレトリック。忌憚のない鋭い批評ゆえに同時代に敬遠された文学者花田清輝が、時間の流れの雲間から、今再び輝き出す。血と暴力を象徴する“修羅”を転倒し、“もう一つ”の言葉の“修羅”の世界を開示する知的快感溢れる力業。
目次
- 「慷概談」の流行
- 公家的なものと武家的なもの
- 維新の暗殺者
- ユーモリストの眼
- 幕末太陽族
- 日本人の感情表現
- 怒りとはにかみ
- スパイ礼讃
- 現代史の時代区分
- 風景について
- 為朝図
- 犬夷評判記
- 『廿四孝』をめぐって
- もう一つの修羅
- 『平家物語』の思想
- ものぐさ太郎
- 御伽草子
- 役の行者
- モラリストとはなにか
「BOOKデータベース」 より