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二〇世紀の政治理論

藤原保信著

岩波書店, 1991.3

タイトル別名

二〇世紀の政治理論

タイトル読み

20セイキ ノ セイジ リロン

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内容説明・目次

内容説明

激動する20世紀の歴史的現実は、さまざまに交錯する思想とイデオロギーの闘争の場でもあった。現実と理念とを直截に表現する政治学・政治理論は、この世紀をどのように描いてきたのだろうか。ウェーバー、シュミット、ラスキからアレント、ロールズ、ハーバーマス、フーコーに至る代表的な政治理論家の業績と学説を客観的に記述する。

目次

  • 序 20世紀と政治理論
  • 1 多元的国家論(E.バーカー—理想主義の継承;H.J.ラスキー—多元的国家論から階級国家論へ;G.D.H.コール—ギルド・ソーシアリズム)
  • 2 科学とイデオロギー(M.ウェーバー—合理化のエートスと行方;C.シュミット—自由主義批判の論理;K.マンハイム—イデオロギーとユートピア)
  • 3 政治学の経験科学化(H.D.ラスウェル—精神分析学的手法;D.イーストン—一般体系分析;K.W.ドイッチュ—サイバネティクスの政治理論)
  • 4 政治哲学の再生(J.ロールズ—正義の理論;R.ドゥオーキン—平等の価値;R.ノズィック—最小国家の擁護)
  • 5 モダンとポスト・モダン(H.アレント—政治的空間の回復;J.ハーバーマス—コミュニケーション的行為の理論;M.フーコー—規律=訓練権力と抵抗)
  • 結論 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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