書誌事項

鬼の研究

馬場あき子著

(ちくま文庫, [は-9-1])

筑摩書房, 1988.12

タイトル読み

オニ ノ ケンキュウ

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

かつて都大路を百鬼夜行し、一つ目、天狗、こぶ取りの鬼族が世間狭しと跳梁し、また鬼とならざるを得なかった女たちがいた。鬼は滅んだのだろうか。いまも、この複雑怪奇な社会機構と人間関係の中から、鬼哭の声が聞こえはしないか。日本の歴史の暗部に生滅した〈オニ〉の情念とエネルギーを、芸能、文学、歴史を捗猟しつつ、独自の視点からとらえなおし、あらためてその哲学を問う名篇。

目次

  • 序章 鬼とは何か
  • 1章 鬼の誕生
  • 2章 鬼を見た人びとの証言
  • 3章 王朝の暗黒部に生きた鬼
  • 4章 天狗への憧れと期待
  • 5章 極限を生きた中世の鬼
  • 終章 鬼は滅びたか—あとがきにかえて

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN06253106
  • ISBN
    • 9784480022752
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    300p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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