思想のシビルミニマム
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思想のシビルミニマム
(科学全書 / 日本科学者会議編, 38)
大月書店, 1991.4
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シソウ ノ シビル ミニマム
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思想のシビルミニマム
1991
限定公開 -
思想のシビルミニマム
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内容説明・目次
内容説明
多様な価値観が錯綜する現代であればこそ、「市民社会・民主主義・対話」の三つは、私たち市民のすべてにとって最低限確保されるべき思想上の基準—シビルミニマムではないだろうか。いま、激震が東欧・ソ連をゆさぶり、資本主義は、狂った機械のように暴走し、その中で私たちは混迷を深めている。とすれば、いま一度、民主主義とは、あるべき市民社会とは、と問い直してみようではないか。
目次
- 対話・コミュニケーションの問題は現代とどうかかわるのか(コミュニケーション論の隆盛;社会主義の改革と対話の問題;論争の衰退?;日本的コミュニケーションは是か非か)
- 市民社会・民主主義
- 対話(市民社会のイメージ;市民社会の概念;市民社会の再構築;民主主義の再生に向けて;なぜ「対話」なのか)
- 民主主義の思想史(古代ギリシアの民主主義;ロックvsルソー;スミスの同感論;ヘーゲルと民主主義;相互承認と愛;マルクスにおける〈生産と交通〉のパラダイム;交通概念と共産主義)
- いま民主主義を問う(民衆はいかがわしいか;ヨーロッパ的自由観の批判;民主主義の機構原理;いまふうの民主主義)
- 対話の論理と倫理(対話型のコミュニケーション;対話の論理構造;市民社会の論理学〈カント、ヘーゲル〉;市民社会の理論学〈ミル〉)
「BOOKデータベース」 より