時の流れを見すえて
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時の流れを見すえて
岩波書店, 1991.5
- タイトル読み
-
トキ ノ ナガレ オ ミスエテ
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内容説明・目次
内容説明
自覚のないまま伝統的思考様式に縛られている日本人。急速に西欧社会に接近して近代化をなしとげ、いくたの歴史的経験をへて経済大国を実現したが、時勢にこのまま安易に流されていってよいのだろうか。戦前の激動の時の流れと似た動きが展開するかのような今日。日本の政治・経済・外交・文化に見えがくれする伝統的思考様式に警鐘を鳴らす。
目次
- 1 日本文化のうつろい
- 2 歴史における真実性
- 3 日本的寛容と不寛容
- 4 情報過多と過少の悩み
- 5 大戦の傷跡とその責任
- 6 社会的目標の実現
- 7 朝鮮半島の平和と統一
- 8 輝ける星の光失せて
- 9 昭和の終りをめぐって
- 10 学びの花園は枯れて
- 11 労働組合は夢をもて
- 12 経済大国から軍事大国へ
- 13 自分の足で立つこと
- 14 朔風のすさぶ中で
- 15 活魚は流れに逆って
- 16 ODA世界1位の内側
- 17 技術文明の行きつく所
- 18 世界史的実験の蹉跌
- 19 平和の微風よここにも
- 20 福祉国家はどこへ
- 21 天皇の戦争責任をめぐって
- 22 〈市場原理〉に心惹かれて
- 23 構造障壁に孔はあくか
- 24 日本はどこにいくのか
「BOOKデータベース」 より