書誌事項

山椒大夫読例

清水克彦著

(Sekaishiso seminar)

世界思想社, 1991.6

タイトル読み

サンショウ ダユウ ドクレイ

注記

初出:京都女子大学国文学会機関誌「女子大国文」昭和37〜平成元年掲載論文及び書き下ろし

テキスト:大正7年2月春陽堂発行『高瀬舟』所収の「山椒大夫」

内容説明・目次

内容説明

「さんせう大夫」伝説を、近代文学として見事に蘇生させた森鴎外。その文学世界構築の妙を一語一語に即して開陳し、近代文学注釈に新たな道を切り開く。

目次

  • 越後の春日を経て
  • 荒川に掛け渡した
  • ここは直江の浦
  • 山岡大夫は暫く岸に沿うて
  • 「お母あ様〜」と
  • 一抱に余る柱を
  • 翌日の朝は
  • 姉は潮を汲み
  • 二人の子供が
  • 水が温み
  • あくる朝
  • 中山の国分寺の三門に
  • あくる日に国分寺からは
  • 関白師実の娘

「BOOKデータベース」 より

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