桜の文学史
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書誌事項
桜の文学史
(朝日文庫)
朝日新聞社, 1991.3
- タイトル読み
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サクラ ノ ブンガクシ
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内容説明・目次
内容説明
さくらは古代人にとってたいせつな農事暦であり、その開花は一年の吉凶を予兆する聖なる樹でもあった。その桜樹信仰という古代人たちの素朴な祈りは、「さくら前線」の報をこころまちにする現代の春に生きている。古来、文学のテーマとして、日本人は桜をどのように歌い、描いて来たのか。文学作品をたどり、各地の桜を紹介する新しい視点の文芸論。
目次
- 1 さくら讃歌 プロローグ
- 2 古代のさくら—飛鳥・奈良時代
- 3 王朝絵巻のさくら—平安時代1
- 4 薄明に咲く—平安時代2
- 5 さくら美の完成者たち—鎌倉時代
- 6 さくらのドラマツルギー—室町時代
- 7 聖から俗へ—桃山時代
- 8 新しいさくら文化の開花—江戸時代
- 9 文明開化とさくら—明治時代
- 10 さくらの歌びとたち—大正時代
- 11 昭和文学の桜譜—昭和時代1
- 12 現代文学に咲く—昭和時代2
「BOOKデータベース」 より