書誌事項

川端康成

田久保英夫他著

(群像日本の作家 / 大岡信, 高橋英夫, 三好行雄編, 13)

小学館, 1991.7

タイトル読み

カワバタ ヤスナリ

注記

川端康成の肖像あり

川端康成年譜: p318-323

内容説明・目次

内容説明

顔を知らず命日も覚えない父母の死。祖母、姉が死に、盲目老残の祖父を看取った15歳の少年康成。ノーベル賞受賞の4年後、自ら命を断った康成、72歳。日本の美と抒情に彩られた川端文学を通徹する“強靭な孤独”と“死”の秘密。

目次

  • 作家アルバム 川端康成アルバム
  • 書下ろしエッセイ 美と犯の世界
  • 作家論(川端康成の芸術;川端康成対横光利一;絶体絶命の境 ほか)
  • 同時代の批評(感情装飾—近頃の雑筆;川端康成)
  • 生原稿で作品を読む 『山の音』
  • ひと(『新思潮』時代の川端康成;出会い;川端康成との50年 ほか)
  • 作品論(川端文学のエロティシズム;「伊豆の踊子」の位相と構造;川端の傲慢 ほか)
  • 回想(「禽獣」のひと;生涯一片の山水 ほか)
  • 川端康成文学紀行
  • 文学散歩地図 『伊豆の踊子』
  • 対談 川端康成の妖と気(中上健次・辻井喬)
  • 川端の死(辛抱づよいニヒリスト;孤独な現実主義者 ほか)
  • 川端康成の作品
  • 代表作ガイド
  • 収録諸稿について
  • 川端康成年譜

「BOOKデータベース」 より

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