スカヤグリーグ : 愛の再生
著者
書誌事項
スカヤグリーグ : 愛の再生
角川書店, 1991.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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Scallagrig
- タイトル読み
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スカヤグリーグ : アイ ノ サイセイ
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スカヤグリーグ : 愛の再生 (上)
1991
限定公開 -
スカヤグリーグ : 愛の再生 (上)
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スカヤグリーグ : 愛の再生 (下)
1991
限定公開 -
スカヤグリーグ : 愛の再生 (下)
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784047911895
内容説明
〈スカヤグリーグ〉—生まれながらに障害を背負い、周囲の人々の無知と無理解のために、人間的な生活を奪われたひとりの少年が、最後の拠りどころとして呼びかける、謎の存在。同じように、不幸な星の下にうまれた人人をはげまし、人間的な生活をとりもどすために、少年は、障害者のみ理解できる言語と方法で、〈スカヤグリーグ〉の伝説を織りはじめる。それから数十年。母親の不幸な事故のために、重症の脳性麻痺という障害を負って一人の少女がこの世に生を受けた。その名はエスター。もろく不自由な体の中には、明晰な頭脳と、人一倍負けん気の性格が秘められていた。折りから普及しはじめたパーソナルコンピュータの世界に魅了されたエスターは、このテクノロジーの助けを借りて、人生を切り開こうとしていた。そこで出会う、〈スカヤグリーグ〉の伝説。「伝説」の主人公アーサーの実在を直感した彼女は、かすかな手掛かりをもとに、追跡を始めた…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784047911901
内容説明
〈スカヤグリーグ〉—それはハンディキャップを背負う人々が絶体絶命の危機に追いつめられたとき、その人の下に現れる伝説の救い主であり、奥の深いコンピータ・ゲームのタイトルである。ゲームを作ったのは、自ら重度の脳性麻痺を苦しむ女性、エスターだった。明晰な頭脳と、コンピュータについての才能に恵まれて、彼女はこのゲームにすべての力を注いだ。それは父親への複雑な愛を体験するゲームである。「伝説」の主人公にして語り手アーサーとかれの〈スカヤグリーグ〉を、現実に探しだし、長い長い時を隔てて再び会わせるという奇跡のゲームである。そしてある人物、世界でただひとり、ある人にあてた遺言でもあった。みずから脳性麻痺の娘を持った作家が、魂のすべてを注ぎこんで織りあげた気高くも美しい愛のロマン。
「BOOKデータベース」 より