古代海人の謎
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書誌事項
古代海人の謎
(海鳥ブックス, 8 . 宗像シンポジウム||ムナカタ シンポジウム ; [1])
海鳥社, 1991.3
- タイトル読み
-
コダイ カイジン ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
『魏志』倭人伝に、「倭の水人」が好んで水中に潜り魚や貝をとる、と記述された、「倭の水人」とは、一体何者か。「安曇」、「住吉」、「宗像」などの「海人」とは…。古代海人に、古代史や民俗学、文化人類学など多彩な視角から光をあて、さまざまに論じられてきた系統論に一つの筋道を与える。遥か遠い時代、玄界灘をわが庭とし、壱岐、対馬、さらには朝鮮半島、中国沿岸を自由に往来した古代の海人たちに思いを馳せる。
目次
- 基調講演(海人の系譜をめぐって;古代韓国・朝鮮の海人;海人の原型とその末裔)
- 報告(「倭の水人」とそのルーツ;沖ノ島祭祀を再考する;近世からみた古代筑前の浦;漂着物のつぶやき;牛頭山と素戔鳴;住吉神と宗像神)
- 討議(住吉神と綿津見神;東シナ海を結ぶ糸;住吉神と宗像神の成立;貿易センターとしての島 ほか)
「BOOKデータベース」 より