死のクレバス : アンデス氷壁の遭難
著者
書誌事項
死のクレバス : アンデス氷壁の遭難
岩波書店, 1991.5
- タイトル別名
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Touching the void
- タイトル読み
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シ ノ クレバス : アンデス ヒョウヘキ ノ ソウナン
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内容説明・目次
内容説明
本書は宙づりになってザイルを切断されたクライマーが、孤独と不安、意識の混乱、死への誘惑など、底知れぬ「虚空」に剥き出しになった自己の意識の激しい葛藤と、傷ついた肉体との格闘を経て辛くも生還するという、かつて日本人が書かなかった極限状況における意識と肉体のドラマを迫真的に描き切っている。優れたノンフィクション文学に与えられる国際的な文学賞である「NCR賞」と良質な山岳文学に与えられる「ボードマン・タスカー賞」を受賞。
目次
- 1 山の湖の下で
- 2 氷壁に挑む
- 3 頂きの嵐
- 4 稜線上の苦闘
- 5 事故
- 6 最後の選択
- 7 氷に刻まれた影
- 8 沈黙の目撃者
- 9 遥か遠くで
- 10 心の中のゲーム
- 11 非情な大地
- 12 時間切れ
- 13 溢れる涙
「BOOKデータベース」 より