一条の光 ; 天井から降る哀しい音
著者
書誌事項
一条の光 ; 天井から降る哀しい音
(講談社文芸文庫, [こD1])
講談社, 1991.5
- タイトル読み
-
イチジョウ ノ ヒカリ ; テンジョウ カラ フル カナシイ オト
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注記
著書目録--耕治人: p250-251
収録内容
- 詩人に死が訪れるとき
- この世に招かれてきた客
- 一条の光
- 天井から降る哀しい音
- どんなご縁で
- そうかもしれない
内容説明・目次
内容説明
脳軟化症の妻は“私”を認識できない。—何度目かに「御主人ですよ」と言われたとき、「そうかもしれない」と低いが、はっきりした声でいった。50年余連れ添った老夫婦の終焉近い困窮の日常生活。その哀感極まり浄福感充ちる生命の闘いを簡明に描く所謂“命終三部作”ほか、読売文学賞受賞「一条の光」、平林賞「この世に招かれてきた客」など耕治人の清澄の頂点六篇。
「BOOKデータベース」 より