書誌事項

韓国読本

日本ペンクラブ編 ; 関川夏央選

(福武文庫)

福武書店, 1988.3

タイトル読み

カンコク ドクホン

内容説明・目次

内容説明

韓国と日本では同じ時刻に太陽が昇り、同じ時刻に沈む。時間は均質に流れてゆくが、両者を分かつ溝は玄界灘の海よりも深い。38度線を境に二つの国家に分断され、絶えざる緊張の中で「発展途上国から先進国へ」という20世紀最後の奇跡を実現しつつある隣国・韓国の素顔をさぐる異色アンソロジー。

目次

  • あわせ鏡のなかの都市から(山口文憲)
  • 私の朝鮮語小辞典—下宿生活篇(長璋吉)
  • 釜山で出会った人びと(川村湊)
  • 日本、スポーツでも歪曲!(黒田勝弘)
  • ハングルの原理(金両基)
  • 鳳陽まで(藤原新也)
  • パーティは吠える(関川夏央)
  • 相互不信を突き崩し新たな時代を切り開いた南北離散家族の再会(小林慶二)
  • 韓国の〈里〉と〈農〉(田中明)
  • ヤンバンとは(尹学準)
  • 無からの出発(渡辺利夫)
  • 工業化の政治力学(小比木政夫)
  • 熱と共にあり光と共にある(中上健次)
  • 金素雲の思い出(四方田犬彦)
  • 90年代への展望(菊池正人)

「BOOKデータベース」 より

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