脳という劇場 : 唯脳論・対話篇
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脳という劇場 : 唯脳論・対話篇
青土社, 1991.9
- タイトル読み
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ノウ ト イウ ゲキジョウ : ユイノウロン ・ タイワヘン
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内容説明・目次
内容説明
ヒトが観ている世界は、脳という劇場で演じられる芝居にたとえられる。舞台装置の延長に芝居があるように、装置としての脳の延長に世界が存在する。脳のしくみを解くことは世界の謎を解くことだ。〈時間は流れない〉〈美人亡国論〉〈人体博物館を作れ〉など、問題発言続出のラディカルな対談集。
目次
- 感覚と認識(退化した第三の眼 中村雄二郎;身体と言語 吉本隆明)
- 情報処理(人間の脳〈能〉力 米長邦雄;ヒトの形は合目的的か 高木隆司)
- 科学の成立(進化の起源 大島清;唯心論と情報二元論 中村桂子;免疫学はハードの時代、しかし… 多田富雄)
- 人体(凹凸〈アクセント〉の減った顔、〈流しテレパシー〉が必要か 荒俣宏;身体と造形 香山寿夫;人の見方とヒトの見方 胡桃沢耕史;言いたい放題シタイ放題 南伸坊)
- 性・老い(老化と円熟 丸谷才一;人間の身体に無駄な部分はあるか? 太田治子)
- 死(現在の死をどうとらえるか 菅谷規矩雄;非在の中枢あるいは複数の自我 古井由吉)
- 社会(何が脳力を決めるのか 山根一真)
「BOOKデータベース」 より