平安建都
著者
書誌事項
平安建都
(日本の歴史 : 集英社版 / 児玉幸多, 林屋辰三郎, 永原慶二編, 5)
集英社, 1991.10
- タイトル読み
-
ヘイアン ケント
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注記
おもな参考文献: p356-357
年表: p358-361
内容説明・目次
内容説明
8世紀末、京都盆地に平安京が営まれてから、およそ1200年がたつ。本書は、長い歴史をもつ大和宮都の否定の上に実現された平安建都—山背への遷都・造都そして定都と、平安京を舞台にくりひろげられた人間模様を鮮やかに描き出す。しかも著者のまなざしは地方や海外にもたえずそそがれ、9世紀という時代と社会の姿を追い求めつつ、10世紀の半ば、王朝貴族出現の前夜に起こった内裏炎上へと及ぶ。
目次
- 第1章 山背遷都
- 第2章 平安定都
- 第3章 みちのく神と仏
- 第4章 唐風の文華
- 第5章 栄華への道
- 第6章 都の生活
- 第7章 堪百姓の登場
- 第8章 年中行事障子
- 第9章 今古集前後
- 第10章 〓馬の党・〓船の輩
- 結章 内裏炎上
「BOOKデータベース」 より