還らない日本人 : 偏見と差別に耐えた北米日本人移民100年史
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書誌事項
還らない日本人 : 偏見と差別に耐えた北米日本人移民100年史
同時代社, 1991.6
- 黄禍篇
- タイトル読み
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カエラナイ ニホンジン : ヘンケン ト サベツ ニ タエタ ホクベイ ニホンジン イミン 100ネンシ
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注記
参考文献:p299
巻末:黄禍の年譜
内容説明・目次
内容説明
カリフォルニアで金鉱が発見され、ゴールドラッシュが到来し、それを堺に、中国人、次いで日本人の移民が労働力として続々と渡ってきた。先住者の白人は既得の地位を守るため新来者の黄色人種を拒絶し、黄禍論が流布され、新来者は生きる権利の獲得に固執した。1941年12月8日、日本海軍の真珠湾攻撃によって、黄禍論は沸騰し、在米の日系人は白人から敵視され、最悪の窮地に陥った。そうした逆境から、アメリカに忠誠を誓って入隊した二世たちの、命を賭けたヨーロッパ戦線での奮戦が白人を感動させ、黄禍論は氷解し、日系人に春が訪れた。これは、第二次世界大戦が終った1945年までの100年間、アメリカで偏見と排斥に耐えた日本人移民の実録である。
目次
- カリフォルニアの夜明け
- ゴールド・ラッシュ
- 黄色い肌は禍いのもと
- 濡れた背中
- 二十世紀!二十世紀!
- 大地震前後
- 外国人に土地をもたせるな
- 遺された足跡
- 二世たち
- 真珠湾奇襲、その前後
- 「神も見捨て給う地」
- 忠誠とは。不忠誠とは。
- 二世部隊
「BOOKデータベース」 より